健康診断と人間ドックは別物!会社の健康診断で安心してはいけない!

血液検査会社員の方や学生さんであれば、年に1回定期的に受ける健康診断。

一般的な健康診断では身長や体重、空腹時の血糖や血中脂質の検査、そして医師による問診という構成ですが、実際のところ、こういった健康診断でどこまで病気を発見できるのでしょうか?

実のところ、こういった健康診断でチェックできるのは、糖尿病や脂質異常症のような生活習慣病のリスクが中心だといわれています。

もちろん、がんの病変がみつかるケースもありますが、どちらかと言うとレアケース。本格的にがんリスクを早期発見するには健康診断だけでは役不足だといえるでしょう。

会社や学校での健康診断や人間ドックの基礎検診については、あくまでも生活習慣病のリスクを発見するための検査…ということを念頭に置いておくべきかもしれません。

 

健康診断や基礎ドックで行う検査を具体的に解説

血液検査

基礎検診での血液検査では、血糖や血中脂質から糖尿病や脂質異常症のリスクが確認できます。

さらに血中脂質の数値は様々な病気の原因と深く関係しています。中性脂肪やLDLコレステロールの数値が高い場合は動脈硬化につながる可能性も高いため注意が必要です。

動脈硬化が進行してしまえば、三大疾病である脳卒中や心筋梗塞といった重篤な症状を引き起こしかねません。とくに40代以降の方はこの数値には注目すべきといえますね。

肝機能

血液検査に次いで注目すべき部分は肝機能かもしれません。

そこそこ飲酒歴のある方、一度のアルコール摂取量が多い方の場合、γ-GTPの数値が高い場合も見受けられます。このγ-GTPの数値が高い場合、最悪のパターンとして肝硬変や肝臓がんに進行するケースも少なからずあります。

禁酒は無理だとしても、数値が落ち着くまでの期間はアルコール摂取量をコントロールした方が無難かもしれません。今後も飲み続けるためにもγ-GTPの数値には注目しておくと良いでしょう。

尿検査結果

尿検査で具体的にどんな部分が発見できるのかというと、糖代謝をチェックすることで糖尿病や急性膵炎のリスクを発見できます。
身体測定と問診

一見、病気もリスクにつながらないように感じる身体測定ですが、前回の結果と比較することで隠れた病気が見つかるケースも少なくありません。

食生活や運動習慣に変化がないにもかかわらず、前回の身体測定よりも大幅に体重が落ち込んでいる場合、何か大きな病気が潜んでいることもあります。

また体型や体重がメタボリックシンドロームの基準を超えていれば何らかの措置が必要といえます。現在は健康でも、放置すれば何らかの生活習慣病や三大疾病の可能性が飛躍的にアップするのは間違いありません。食生活や運動習慣の見直しが必要といえるでしょう。

 

会社の健康診断ではがんは発見できない!

MRI検査通常の健康診断でも「検便」「腫瘍マーカー」「ピロリ菌検査」を行うことである程度のがんリスクの発見は可能かもしれません。

しかし上記の検査内容も一部の臓器に限定された簡易的な検査です。

やはり本格的にがんのリスクを早期発見するには専門ドック(がんドック)を利用してCT検査やMRI検査などで全身をスクリーニングすることをお勧めします。

また、がん細胞の有無をチェックする場合、部位ごとに必要な検査内容も違ってきます。

ある部位には最適だといわれている検査内容でも、残念ながら他の部位では発見できないケースも普通にあるようです。

そういった意味でも、正確にスクリーニングするためにもX線検査やCT検査といった精密な検査を複合的に行うことを管理人としてはお勧めします。


PAGE TOP