人間ドックの検査項目選びのポイント!必要な検査と不要な検査

検査結果人間ドック選びのポイントは数多くありますが、

大半のユーザーさんがもっとも頭を悩ます部分といえば、検査項目の取捨選択ではないでしょうか?

ベースとなる基礎検診に組み合わせる任意検診の検査項目によって、早期発見できるリスク要因も違えば、人間ドックにかかる期間や費用、体へのダメージ等も変わってきます。

もちろん予算や時間が許せば、少しでも多くの検査項目を選択しておきたいところですが、現実問題として大半の方は予算にも時間にも制限があるでしょう。

そこで自分の年齢や病歴等の条件を考慮して必要な分だけ任意検診を選ぶ…いわゆる検査項目の取捨選択がポイントとなってきます。

この検査項目の取捨選択によって、選ぶべき医療機関も変わってきます。つまり人間ドック選びを決める最重要項目のひとつといえるでしょう。

 

基礎ドックにどこまでの専門ドックを組み合わせるかポイント

そもそも人間ドックの目的は、自分の体のどこかに隠れた病変がないかをスクリーニングすることです。

その視点でみれば、少しでも多くの検査項目を選び、より精密に隅々までスクリーニングするのが好ましいのは言うまでもありませんね。

しかし精密になればなるほど、費用が高額になる上に、身体的な負担も大きくなり、拘束時間も長期化します。

専門ドックの検査項目の中でもより高度な精密機器を用いた検査になるほど時間も費用も大きくなるものです。検査費用が10万円以上になるケースなど珍しいケースではありません。

 

そこでポイントとなるのが検査項目の取捨選択に他なりません。

検査によって早期発見できるリスク要因と自分の年齢や病歴を照らし合わせた上で、本当に必要な検査項目だけに絞って専門ドックを受診することで無駄に大きな出費をおさえる事ができるはずです。

例えば50代の方にとっては必須といえる頭部MRAや頭部MRI、または腹部エコーや腹部MRIのような検査項目。

20代、30代の方にとっては受けた方が安心できるのはもちろんですが、絶対に受診すべき…というほどの緊急性は無いかもしれません。

一般的に50代の方と20代の方では経済的な余裕も違うでしょうし、そもそも人間ドックの重要性そのものが違うはずです。

大切なのは「今の自分にとって緊急性の高いリスクをみつけること」なのです。

 

より多くの専門ドックを受ける事がが正解ではない!

医師の説明20代や30代の方にはそう多くみられませんが、40代以降になると人間ドック選びで少しでも多くの専門ドックを選んでおくべき…と考える方も少なくありません。

たしかに隠れた病変をみつけだす「スクリーニング」という考えでは、より多くの専門ドックを受けるべきかもしれません。

しかし単純により多くの専門ドックを受けた方が良い…と言い切ることもできません。

検査項目が充実すればするほど人間ドックの拘束時間は長期化し、放射線被ばくによる副作用のリスクも上がります。また検査にともなう身体的な負担も増えることも忘れてはいけません。

何よりも数多くの専門ドックを受けることで膨大な検査費用も発生します。

安心料といえばそれまでかもしれませんが、体調や過去の病歴等を考えて、本当に受けるべき専門ドックを最優先させて、緊急度の低い専門ドックは次回の人間ドックに見送る…という工夫も必要といえるかもしれません。

 

基礎ドック(基礎検診)とは?

人間ドックのベースとなる基礎ドック。

イメージとしては会社や検診センターでの健康診断に近い内容で、主に血圧測定や血液検査、尿検査、ピロリ菌検査、遺伝子検査といった検査を中心に行われます。

この基礎ドックで早期発見できるリスク要因は、高血圧症や脂質異常症、糖尿病、痛風、ピロリ菌、肝炎ウイルス、メタボリックシンドロームといったものが中心。

三大疾病の早期発見という意味では、動脈硬化の原因となるリスクを特定し、脳卒中や心筋梗塞のような生活習慣病を未然に防ぐための検査といえます。

 

専門ドック(任意検診)とは?

上記の基礎ドックの内容では見つけることのできないがん細胞の病変や、脳疾患や心疾患といった部位ごとに厳密にチェックするために行う検査が専門ドックといえます。

脳血管障害が不安な方であれば、頭部CTや頭部MRA,頭部MRI検査によって脳血管の状態を詳細までチェックできますし、動脈硬化の疑いがある方であれば頸動脈エコーや心電図、足関節上腕血圧比によって、ある程度の動脈硬化の状態を予想することは可能です。

また、脳卒中や心筋梗塞のリスクに関しては有効な基礎ドックですが、がんリスクに対してはまったくといって良いほどフォローできないといわれています。

通常の基礎ドックでは、腫瘍マーカーやピロリ菌検査によってがんリスクを早期発見できるケースもありますが、本格的にがんリスクを見つける場合はがんドックは必須かもしれません。

 

基礎ドックや会社の健康診断でもがんリスクが見つかる場合もある!

本格的にがん細胞やがんの病変を早期発見するには、がんドックで一度全身をスクリーニングすることがお勧めです。というのも基礎ドックや会社の健康診断は主に生活習慣病の予防や早期発見を目的としているため。

とはいえ、基礎ドックや健康診断の場合でも以下のような検査項目が用意されている場合は、がんリスクが見つかる可能性も少なからずあるはずです。

もちろん以下の検査項目でがんリスクが見つからなくても安心は禁物です。

あくまで基礎ドックの検査内容でわかるがんリスクは簡易的なものです。より本格的にがんリスクを知るためにも定期的にがんドックで少なからずされることをお勧めします。

便潜血 検便により消化器官の出血、障害物の有無を確認できます。主に大腸がんの検査として有効です
ピロリ菌検査 ピロリ菌をチェックすることで胃がんのリスクをある程度予測できます
腫瘍マーカー 簡易的ではありますが、胃、大腸、肝臓等のがん細胞のスクリーニングが可能です

 


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