人間ドックは必要な検査選びがキモ!基礎+専門ドックをどう選ぶ!?

検査機器今年こそは人間ドックを受診しよう!

と、人間ドックを受ける決意はしたものの、実は人間ドックが具体的にどういった内容なのかしっかりと把握できていない方も多いのではないでしょうか?

そもそも会社や検診センターで受ける健康診断と人間ドックは、何が違うのでしょうか。そしてどこまでの検査項目を選んでおけばよいのでしょうか。

この辺りがいまひとつ理解できていない方も多いかと思います。

そこでまず最初に、大きくわけて基礎検診と任意検診から構成される人間ドックの大まかな検査内容や早期発見できるリスクについて考えてみましょう。

 

基礎検診と任意検診を組み合わせることで様々なリスク要因に対応する

上述したように、人間ドックは大きく

  • 基礎検診(基礎ドック)
  • 任意検診(専門ドック)

という2種類から構成され、それぞれを組み合わせることで様々なリスク要因に対応し、その結果、生活習慣病や三大疾病を早期発見できます。

基礎検診(基礎ドック)とは、簡単にいってしまえば会社や検診センターで受ける健康診断の延長だと考えてもらっても差し支えありません。

主に血液検査や尿検査、胸部X線検査、、肝機能検査、腹囲測定、遺伝子検査、ピロリ菌検査…といった検査が中心となります。

これらの基礎検診(基礎ドック)では高血圧症うや脂質異常症、糖尿病、痛風や高尿酸血症、ピロリ菌や肝炎ウイルス、またはメタボリックシンドロームとよばれるリスク要因を早期発見できます。

分かりやすくいえば生活習慣病を未然に防ぐための検査項目が中心といえますね。

 

一方、任意検診(専門ドック)は上述したような基礎検診でカバーできないリスク要因を早期発見するための検査項目といえます。

例えばがんドックではCTやMRIなどの画像診断や内視鏡によるがん細胞のチェック、脳ドックでは頭部MRIや頭部CTによる画像診断で脳の事細かな状態をチェック、動脈硬化に関しては頸動脈エコーや心電図といった部分をチェックします。

この任意検診(専門ドック)は上述した基礎検診で特定の部位に異常の疑いがあった方、または加齢によってがんやその他の三大疾病のリスクが心配な方が受けるべき専門的な検査といえます。

 

がんのリスクはがんドックでなければ見つけられない!

実際のところ、基礎検診(基礎ドック)だけでもある程度の病気を早期発見できるはずだろう…と考える方もいるのではないでしょうか?

しかし残念ながら基礎検診だけでは、あらゆる生活習慣病や三大疾病を早期発見することができないというのが実情なのです。

例えばがんの発症が心配な方の場合、基本的に基礎検診だけでは具体的ながんのリスク要因を知ることはできないといわれています。

がんのリスク要因を知るには、超音波検査で臓器の状態をチェックし、同時にCT検査やX線検査等で腫瘍の有無を厳密に確認する必要があります。

または、一度の検査で全身のがん細胞の有無をスクリーニングできるPET検査を利用すれば手軽に全身のがん細胞のチェックもできるようになりました。

こういった最新の方法を利用して初めてがんのリスク要因を発見できるのです。

 

検査項目は多ければ多い方が良いのか?

上記のように、基礎検診(基礎ドック)だけでは、糖尿病や高血圧症、痛風や脂質異常症といった生活習慣病の早期発見が中心となってきます。

そこでがんや脳卒中、心筋梗塞といった三大疾病に備えるためには、1つでも多くの任意検診(専門ドック)を受けておくべき…と考える方も多いかと思います。

たしかに少しでも多くの任意検診を受診することでがんや脳卒中、心筋梗塞等のリスク要因を早期発見できる確立はアップするでしょう。

ですが検査項目が増えることは、それだけ拘束時間も増える上に、高額な費用を負担することにもつながります。それ以外にも放射線被ばくの副作用や検査項目によっては食事制限の必要もでてきます。

つまり病気を予防することが、体に少なからずダメージを与えてしまうリスクもあるのです。

そういった意味でも、基礎検診での結果や受診される方の年代によって必要な検査項目を選んで受けることがポイントといえるかもしれません。

がんのリスクの高まる40代以降にとってはがんドックは必須といえますが、一方20代の方であれば、年齢的にもがんリスクが低いので必須とは言いきれません。

むしろ高度な精密検査よりも血糖値などの数値から、生活習慣を改善する方が将来的にはがんのリスクを減らす効果が大きいかもしれません。

費用や体へのダメージを考えても、年齢や過去の病歴、基礎検診での異常の有無といった部分を踏まえて必要な任意検診を慎重に選ぶことが人間ドック選びではポイントとなってきます。


PAGE TOP